
いつの頃から、理由は定かではないがベトナムを訪れてみたいという思いが強くなった。
とは言え、時代は感染症真っ只中で海外に行くのも手間がかかりすぎた時期。しばらく様子を見ていたが、2023年規制が解除され、旅行へ行ける兆しが巡ってきた。
そしてその年の9月、僕たち夫婦はベトナムに降り立った。
以前の記事では、ベトナムの首都ハノイの様子をご紹介しましたが、今回は旅の後半で訪れた南部の経済都市ホーチミンで撮影した写真をお送りします。
パワーあふれる経済都市 Ho Chi Minh City

たくさんの緑と古き良き建築物に囲まれたハノイとは打って変わって、ホーチミンは高層ビルが立ち並ぶ都会。
空港を降りて、タクシーでホテルに向かう最中あまりの違いに驚きました。


現代的な高層ビルもありながらも、フランスが統治していた影響もあって、ヨーロッパ風の建物も少なくありません。
こちらの歴史ある郵便局は、19世紀末に建てられたものです。なんと、今でも機能しておりここから郵便物を発送できます。


旅の途中で故郷に葉書を出す。
今ならLINEやメールで瞬間的にメッセージを送れますが、旅先であえて葉書を買って手紙を送るというのも素敵なことだなと感じます。

たくさんのカフェが入居している「カフェアパート」

ベトナムといえばカフェ大国。
びっくりするほどたくさんのおしゃれなカフェが立ち並んでいます。普段は、コーヒーはブラックしか飲まないのですが、こちらのカフェでは「ドリアンコーヒー」なるものを注文。
ドリアンは日本人は苦手な人がほとんどだと思いますが、自分は大好物でして。
本当にきちんとドリアンの味がするのかと半信半疑でしたが、思いのほか本格的で驚きました。


空や雲は、日本で見るものと一緒なのですが、その下を見下ろすと見たこともない景色が広がっている。
違う国に来ているのだなと、なんだか感慨深くなります。



別の日には、ホーチミンから車で1,2時間ほどの街「ブンタウ」を訪れました。
妻がブンタウにあるカカオファームに行きたがっていたのですが、この場所も非常に自然が豊かな場所で気分は最高でした。

ここのカカオファームでは、日本人がカカオファームを経営していて、ベトナム人の仲間と共にチョコレートを製造しています。
チョコレート作りを体験できたのですが、新鮮なカカオで作ったチョコレートは人生で一番美味しかったです。
日本で食べているチョコはなんだったのだ(笑)というレベルでした。



ベトナムの代名詞、原付。水曜どうでしょうでもおなじみですね。
かなり断片的に写真を掲載しましたが、自分も妻もベトナムのことが大好きになってしまい、また必ず行きたいということで話を進めています。

この旅では、カメラを2台持って行きましたが、そのうちの1台のFUJIFILM X-T1もとても活躍してくれました。
10年前の古い機種ですが、多くを求めなければまだまだ今でも使える機種だなと改めて感じました。
あと、何より最近の機種以上にきちんと作ってある感がして、所有欲の高まるカメラです。
The destination of this trip

写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。