Polpetta(ポルペッタ)のベルジャンシューズの汎用性の高さに驚いた話
プライベートで革靴を履く人ってのはおそらくマイノリティだと思うのですが、僕もご多分に漏れずスーツスタイルはもちろんプライベートでも革靴を履くくらい革靴好きです。
とは言っても、実際は私服に合わせるには少々仰々しかったり、履き心地がイマイチだったりなものも多く、なかな絶妙な革靴がないなというのが本音で。
そんななか、見つけた「Polpetta(ポルペッタ)」という日本ブランドの革靴がとても使い勝手がよかったのでご紹介していきます。
やわらかな履ごこちが魅力のポルペッタの「Passo(パッソ)」タッセルローファー
今回僕が挑戦したのは、ポルペッタの「Passo(パッソ)」というスリッポンシリーズ。
スエード素材のタッセルローファータイプをチョイスしました。
秋冬にコーデュロイのセットアップ(スーツ)を購入する予定なのですが、それに合わせる革靴がほしいというのが購入動機。若干シュッとしたイタリアンな雰囲気が、コーデュロイの野暮ったさを上手く中和してくれそうな気がして選びました。
結果的に、秋冬のみならず春夏シーズンでも使えるものが見つかったので、最高に喜んでいます(笑)
ネイビーのスエード靴って、実は初めてのチャレンジ。
ポルペッタの靴は、革靴としてはリーズナブルな価格帯だけど決して安かろう悪かろうではなく、きちんといい雰囲気がしますね。
細かい話ですが、今回のモデルはビームスさんの別注品なので、タッセルを通常モデルよりも小さくしてあるそうです。確かにこれくらい大きさの方がさりげなくて好きだわー。
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/shoes/24320161506/?color=79
きちんとかっこいいロゴ。
日本の革靴ブランドって、正直靴のフォルムやロゴがイマイチ垢抜けないメーカーも少なくないのだけど、ポルペッタは「わかってる感」があるなと個人的には感じます。
靴底はこんな感じ。
ソールが薄く、堅牢な革靴に比べて早くすり減ってしまうので現在はハーフラバーを貼って履いています。貼らない方が美観や通気性という意味ではいいのですが、ココは素直に機能性や耐久性重視です。
肝心な履き心地は、僕はとても快適ですがそこは人によると思うので、なんとも申し上げません(笑)
僕が思うベルジャンシューズのコーディネート
この手のシューズは、ビジネスシーン(スーツスタイルのハズし)やジャケパンスタイル、そして休日のカジュアルまで使える汎用性の高さがいいんだよね。
個人的にはポルペッタのパッソは少しイタリアンなツヤっぽさを感じるので、それを和らげるような履き方を心がけています。
例えば、パッソにきれいなスラックスなんかは合うけど、気の抜けた雰囲気にしたいので色落ちジーンズや軍パン(カーゴパンツ)などを合わせるとか。
もちろん好みなので、スタイリッシュなのがお好きであればスラックスや細いパンツを合わせた方がそれっぽくなるでしょう。逆に、カッコつけた雰囲気が苦手であれば、野暮ったさのあるパンツを合わせる方がバランスがいいでしょうね。
個人的には、古着感たっぷりのカーゴパンツと合わせるのにハマっています。
軍モノとドレスシューズのミクスチャーが、なんか好きなんだよなあ。
最近はこんな合わせをしています。
ルミノワのボーダーシャツにオーベルジュのカーゴパンツ、それにポルペッタ。
ワークやミリタリー強めなコーデに、革靴できれいめ感を投入するといった感じでしょうか。
真夏に革靴を履くのは、見た目的に重かったり暑かったりもするのですが、ポルペッタくらいの軽い雰囲気であれば夏コーデにも上手く馴染みそうですね。
ネイビーカラーも新鮮だし、思いのほか買ってよかった!
気軽に履ける革靴としておすすめ
今回は、日本の革靴ブランド「ポルペッタ」のタッセルローファー(スリッポン)をご紹介しました。
僕は基本的には、グッドイヤーの堅牢な靴が好きなんだけど、こんな柔らかで華奢な革靴もいいなと改めて感じました。もちろん、グッドイヤーの靴に比べれば耐久性は落ちますが、そこは履きすぎたりしないことや定期的なケアをして大事にすればいいですからね。
やっぱりファッションは楽しいな。
それでは、また次の記事でねー!
写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。