【Sony A7C】 Shooting around Tokyo Station.

地方在住ですが、東京には不定期で美術館の展示を見に行ったり、高円寺に古着を探しに行くことがあります。そして、忘れてはいけないカメラ屋さん巡りですね。
自分のような田舎の人間にとって、コンクリートジャングル東京を撮影するのは「少しの非日常」であります。逆も然りでしょうが、いつも自分の近くにないものを撮ることは刺激的です。
先日は、Sony A7Cと、フォクトレンダーのHeliar50mm F1.5を持って撮影しました。
HELIAR classic 50mm F1.5 with Sony

AFが効いて、シャープな写りのレンズもいいのですが、写真集制作を始めた頃から、少々ゆるめの写りでじっくり被写体と向き合えるようなレンズにも目を向けるようになりました。
フォクトレンダーのレンズも、思いのほかシャープなものも少なくないけど、このHeliarについてはなかなかゆるめ、ある意味絵画的に写ってくれて気に入っています。




東京は、いつ行っても「どこかで何かを建設しているイメージ」があります。色々なものが集まっているからこそスナップ撮影も捗るのですが、だからと言っていい写真が生まれやすいかと言えば、それはまた別問題なのではと感じます。
撮影人口も多いだろうし、昨今のSNSの影響で同じようなスナップ写真も増えているから、都会は都会で撮影のしにくさというのもあるんだと思う。



都会に行くといつも撮りがちな建築の壁面。こういったものは好みなので見ているだけでゾクゾクします(笑)

東京駅に戻ってきました。
ここ数年、東京にもたくさんの外国人客が訪れていますが、個人的には素敵なことだと感じています。自分も、1,2年で不定期に海外に行っていますが、シンプルにその国のことが好きだったり、興味があったりするから行くんですね。
見方を変えれば、彼ら彼女らも日本の何かに共感してくれているということも言えるので、それはシンプルに日本人として嬉しいことだと思っています。
そして、海外に行くと、旅行者である自分に優しく接してくれる人がたくさんいる。だから、自分も旅行者が何か困っている時は全力で助けになりたいなと感じるのでした。

写真は、歩きながら色々なことを考えられるのもいいところだと思う。

写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。