フリーランスって厳しいの?甘くないの?始める前に考えたいこと
フリーランス。
日本においてはマイノリティーな存在ですが、とはいえ最近はニュースなどでその言葉を聞くようになってきました。
個人事業主とか一人社長とか、そんな言い方をされる時もありますね。
自分は、2015年頃からフリーランスを始めてはや7年目。
食えたり食えなかったり紆余曲折ありまして現在も進行中ですが、ふと「自分のフリーランスに対する経験や考え方をこのブログに記しておこう」という気になりました。
副業解禁という言葉と共に、フリーランスって実際どうなんだろうという方も以前に比べ増えたのではないでしょうか?
僕は成功者でもなんでもない、ただのイチ小規模事業主ですが、フリーランスってどうなの?という疑問について書いていこうと思います。
フリーランスになりたいと思ったときに考えたいこと
おそらくですが、フリーランスに興が味ある人のフリーランスに対するイメージというのは、
・自由そう
・会社員より稼げる
・好きなことができる
・いやいや、不安定でこわいもの
こんなところではないでしょうか。
これらは、正解でもあり不正解でもあります。この辺は人それぞれでしょう。
それよりも、僕がフリーランスをやってきて感じるのは、会社員やフリーランスどうこうというよりも、まず自分がどんな生き方をしていきたいのか。
これを考えることが先決だと考えています。フリーランスとか会社員とか、公務員とか、それらはあくまでツールのようなもので、それよりも大事なことは自分の人生をどう描いていきたいかなのです。
例えば、フリーランスが「自由そう」に見えたとしましょう。
でも、会社員だって自由な働き方をしている方は今の時代たくさんいますし、派遣やアルバイトを選んでも正社員より自由な時間や心の余裕(コレも大事だと思う)を捻出できます。
一方で、フリーランスは自由そうなイメージがあると思いますが、週7労働になる方も少なくありません。仕事と生活の垣根が曖昧になり、疲弊してダウンしてしまう方もいます。
勤め人よりも稼げるかというのも、上手く商売が回せれば青天井なところもありますが、大学生のアルバイト代程度の月収のフリーランスの方もいますので、人によります。(どちらがいいとか悪いとかではないです)
フリーが不安定でこわいものというイメージも、必ずしもそうとは思いません。
今や正社員だって解雇される時はされますし、僕は一つの会社に長いこと在籍するのもそれはそれでリスキーだと思います。
こんな感じで、フリーランスを選ばなくとも、もしかしたら自分の望んだ生き方はできるかもしれないということ。別に、フリーランスはやめとけとも言いませんが(汗)フリーでよかったことも多々ありますから。
なんにしろ、この先自分はどう生きていけば楽しい人生が歩めるのかを、さまざまな面から棚卸ししてみる。
これが最初に考えたいことなのではないでしょうか。
別に会社員とかフリーランスとかに細かくこだわる必要もない
会社員でいるべきか。一念発起してフリーランスや法人を設立するのか。
はっきりと白黒つける時代でもないと思います。
なぜなら、現在は雇われとフリーの二刀流の方も少なくないからです。 (二刀流どころか四刀流くらいの人もいる)
週5で正社員をしながら、残りの2日で別の商売をされている方もいます。
「正社員は時間を取れないから」ということで、派遣やバイトに転職して時間を確保しながら、捻出した時間でご自身の好きな活動をされている方もいます。(コレ、僕の大学の先輩で実際にこんな方います)
既婚の方であれば、片方会社員、片方フリーでバランスを取っている夫婦の方も少なくありません。
これは僕個人の見解ですが、今は「正社員」とか「派遣」とか肩書きにこだわる時代でもないと思うです。
人生の本質に立ち返ってみれば、肩書きがどうであれ自分の望む生き方はできるはず。僕はそう信じています。
話が脱線していきましたが(汗)、今日は「フリーランスを始める前に考えたいこと」というテーマでお送りしました。
この話は、シリーズ化していく予定なので、よろしければ第二弾も楽しみにお待ちください!
写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。
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