訪れた街をスナップするのが好きです。
今回は、ミラーレスカメラとしては古いモノですが、富士フイルムのX-T2を持ち出し東京の街を撮り歩きました。
前回のブログでは、Canonのカメラの素晴らしさについて書きまして。
同様に、富士フイルムのカメラも甲乙つけ難く、写真を撮るのが楽しくなるカメラで愛用しています。
X-T2は、2016年にリリースのカメラですが、多くを求めなければ今でも十分に撮影を楽しめるモデルです。
最新モデルと比べると劣っている部分は多々あるけど、ゆっくりとスナップを撮るには十分。
ボディもきちんと作っている感があって、所有感もたっぷりのカメラです。
写真を撮るためにカメラを持ち出すのではなく、このカメラを使いたいから外に出よう、というのはある意味本質的ではないかもしれません。
ただ、富士フイルムのカメラは、「これを持って出かけたい」と思わせてくれるような魅力を持っている気がします。
多少、編集ソフトでいじっていますが、富士のカメラは色味がきれい。
なんでしょう…画質的にはフルサイズほどではないのだけど、どこか情緒に訴えかけるような描写なので撮っていても後から眺めてもいいなと思ってしまう。
カメラで写真を撮ることは、マインドフルネスにもなるという意見を、誰かのブログで見かけたことがあります。
確かに。
街を歩きながらスナップを撮っている時は、過去も未来も考えずに「イマココ」に集中しているから、なるほどなと感心してしまいました。
生きるということは、イマココを見つめていくということでもあるので、写真を趣味にするというのは素敵なことだと改めて感じるのでした。
写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。