
マイクロフォーサーズって、YouTubeやブログでそこそこPVがとれるようですね(笑)
それはどっちでもいいとして、僕は映像製作者として2年前くらいからマイクロフォーサーズ、特にパナソニックのGHシリーズを使ってきました。
GH5などGHシリーズは「動画特化型」というイメージづけがされていて、実際動画機としてとても優秀なのです。

一方、イマイチ写真を撮るイメージが持たれないカメラなのですが、ここにきてGH5(初代)で写真を撮ることが多くなりました。で、「マイクロフォーサーズの写真もいいなー」なんて思い直しまして。
実際は、マイクロフォーサーズがいいのか、使っているパナライカレンズがいいのかどっちかわからないけど、いいなと感じていることは確かなのです。

今回は、GH5とLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4(I型)の組み合わせで、僕が「いい雰囲気で撮影できたなあ」と感じる写真をつらつらと載せていくだけのブログです(笑)
(外部編集ソフトは使用せず、ボディ内RAW現像で多少調整をしたのみ)
それでは、よかったらご覧ください!
初代GH5とパナライカ25mm F1.4の作例

この記事のサムネイルの写真を、ボディ内RAW現像でモノクロに変更しました。
マイクロフォーサーズって、なんか知らんけどモノクロがいい感じになることが多い。

このパナライカレンズの特性なのか、曇りの時のしっとりとした雰囲気も表現してくれる気がします。

外苑前のイチョウ並木。
この写真は、どこかライカっぽさのあるような雰囲気なのかなと。ちなみに、ライカを所有したことはありませんが(笑)緑の雰囲気や影になっているところの描写も好きな感じです。

赤と黄色の色味と、屋根の立体感もなんだかいい感じ。

マイクロフォーサーズ特有の線の太い描写になるんだけど、これはこれで迫力が出て僕は好きです。
繊細な感じを求めるなら、フルサイズを使った方がいいでしょうな。使い分けや好みですね。

金目鯛の干物も、作品ぽく撮れる(笑)


マイクロフォーサーズは、こういった植物に寄った写真なんかもダイナミックに撮れて向いている気がします。
そして、初代GH5、動画クリエイター界隈では「昔のカラーサイエンスで最近の機種より色味がイマイチ」なんて意見もあるけど、こと写真については全然そんなことはないと思う。
僕が思うマイクロフォーサーズのいいところ(メリット)

実は、マイクロフォーサーズの写真ってイマイチだなって思っていた時期もありました。
でも、じっくり時間をかけて向かい合っていくと、フォーサーズにはフォーサーズの良さがあるじゃないって気づき始めまして。
このセンサー特有の線の太さだったり(これは好みの世界)、レンズを軽くできたり(最近はボディが大きい機種が多いけど汗)、パナライカレンズというライカのテイストを盛り込んだレンズを使えたり。
あとは、パナソニックもオリンパスもボディ内手ぶれ補正付きカメラなら、手ぶれ補正がものすごく効きます。
フルサイズやAPSCに比べて下に見られがちな規格ではあるけど、優劣ではなくてどういったスタイルで撮りたいか、どんな雰囲気で撮りたいかだと思います。
逆に、フルサイズでマイクロフォーサーズのような線の太さは出しにくい気もするし、適材適所ですね。

しかし、パナライカ25mm、じっくり使ってみてさらに好きになりました。
個人的には、曇りや夕方くらいに少し露出アンダーめに撮ると、雰囲気が出て好きなんです。
このコンパクトなサイズ感もいい。
ちなみに、今回の組み合わせで撮影した動画はこちら。
動画は、天下のGH5ですからきれいですね。
それでは、また次の記事で!

写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。