法多山をSIGMA 56mm F1.4DC DN Xマウントでスナップギャラリー

先日、初めて静岡県は袋井市にある「法多山」に行ってまいりました。

厄除け団子で有名な法多山。

団子をたまに頂き物としてもらうことはあったのですが、自身で訪れたことはなかったので「写真撮影がてら行ってみるか」ということで参拝してきました。

そういえば、最近シグマのXマウント用のレンズ「56mm F1.4DC DN Xマウント」を購入しまして。

記念すべき富士フィルム「Tシリーズ」初号機X-T1に装着して、法多山をスナップしてまいりました。

今回は、完全にjpeg撮って出しで明るさ調整すらもしていません。

フィルムシミュレーションは、「プロビア」でハイライトをマイナス1設定で撮影しました。

中望遠レンズということで、広い範囲は取れない故に法多山のわかりやすい様子は伝わりにくいかもしれません。

僕なりの視点で切り取った法多山の様子をご覧ください。

法多山の風景をSIGMAの中望遠レンズで切り取る

色とりどりのてるてる坊主。

残暑が厳しいですが、たくさんの緑のおかげで少しばかりの涼を感じます。

大木が多く、いつの時代からここを見守り続けているんだろう。

緑から顔を覗かせる赤い鳥居。

グリーンに赤の色合わせって、なんだか好きなんですよね(笑)

長い参道を歩き切ると、本堂に続く階段が。

この暑さで疲れ切っている僕には少ししんどかった(汗)

本堂まであと一息。

長い階段というと、山梨県にある久遠寺というお寺の階段もなかなかしんどいのですが、それに比べたら楽勝でした。

お寺の本堂全景は、中望遠レンズのため撮れず。尊永寺はなかなかの立派なお寺でした。

さて、お参りもしたので下山堂へ。

少しレンズの話をすると、特に建築物(上の写真でいうと石の鳥居)なんかはとても立体感があるように写って、撮影していて気持ちよかったです。

撮影の仕方にもよるけど、あとからシャドーを持ち上げずとも影の部分もつぶれ切らないでディティールが残ってくれている感じで、僕はいいレンズだなと思いました。

葉っぱも美しく切り取れる。

中望遠レンズにしては寄れるので、こんな写真も撮れるしボケも十分に稼げます。

先ほどのてるてる坊主に引き続き、パラソルもインスタ映えと言わんばかりにつる下がっていました。

きれいといえばきれいなんだけど、最近は全国どこのお寺も「映え」を意識したような傘や風鈴なども多く、少々興醒めしてしまうのが本音です。

画一的なのは面白くないし、「そのお寺にしかできないコンテンツ」を模索していただけたら面白いよなあって感じます。

ラストは、参道のはじめにある和風な撮影スポットで。

撮って出しで、この色の美しさは富士フイルムならではだよなー。

しかも、今僕が使っているのは2014年リリースのX-T1、今から8年も前のカメラでこのクオリティがでてしまうっていう。(レンズは2022年のものだけど)

カメラはスペックも大事かもしれないけど、もっと大事なものが他にもあるよねー。

僕は中望遠派だということに改めて気付いたのでした

はじめての法多山に、久しぶりの中望遠レンズ。

とても新鮮で楽しかった。

今回改めて、自分は85mm近辺で撮影するのが気持ちがいいという気づきがありました。

考えてみれば、ズームレンズを使っても望遠端ばかり使っているし、広い範囲を移したいというよりかは狭い自分なりの見え方を写したいのかもしれないなって。(とはいえ、20mmくらいの広角で風景を撮るのも気持ちいいですが)

それに、単焦点レンズだとその焦点距離でしか撮れないから思考するんだよね。

狭い画角しか撮れないけど、どう広く撮ろうかとか。

どう切り取るのが面白いかなとか。

でも、仕事の時はズームがほしいけど(笑)

それでは、ここまで写真をご覧いただきありがとうございました。

法多山はなかなか素敵なお寺なので、ご興味ある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

名物の厄除け団子も美味しいですよ。

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