海外に久しぶりに行きたい、でも長時間飛行機に乗るのは苦手。
ということで、好きな東南アジアの中でどこに行こうかなと考えていたところ、見かけたベトナムの街並みの写真。(おそらくハノイの街だったと思います)
他の国にはないような独特の雰囲気、エキゾチックなところに惹かれたのが、ベトナムに興味を持ったはじめの一歩でした。
今回は、前後半に分けて、ベトナムのハノイとホーチミンの二都市を回ってきた旅行の写真をシェアしたいと思います。
The cityscape of Hanoi, Vietnam
日本を午後に出発して、ハノイのノイバイ空港に降り立った夜。その日はフライトの疲れでタクシーでホテルに直行して眠りにつきました。
翌朝、朝食をとった後すぐに、カメラを持ってホテルの外に飛び出しました。
緑の木々が溢れる街、カラフルな看板、大量の原付(ベトナムでは原付のことを”Honda"というらしい!)、先日までいた日本とは何から何まで違う。
久しぶりに異国に来た感動と興奮で、無心で歩き回り写真を撮りました。その時の気分は鮮明に覚えていて、とても希望に満ち溢れた気持ちだったような気がします。
大量の原付、行き交う人たちのパワー、日本とは異なる建築物に心を打たれ、このままどこまでも歩いて行けるような、そんな気持ちだった。
建築といえば、ハノイは味のある古い建物もきちんと生かした街並みが印象的でした。
何でも新しく作り変えてしまいがちな日本は、どこの街も同じように見えてしまうので、古い建築を大事にする動きがもっとあってもいいなと感じました。
大量の原付、日本ほどストリクトではない交通ルールのベトナム。
最初は道路を渡るのも大変でした。
歩行者信号が青になっても、車や原付はひっきりなしに走ってくる。それを向かってくるドライバーと何となしにアイコンタクトをとりながら恐る恐る渡る。
最初は怖くて大変なのだが、数日経つとそれに慣れてくるので、人ってすごいなって(笑)
非常に月並みではあるけど、自国を離れ異文化圏に身を置くと、人間は皆一緒ではないという当たり前のことを身をもって体感できるなと感じる。
日本にいると、どうしてもユニフォームカルチャーゆえに「皆一緒」と意識しがちな風潮がある。(本当はそんなことなくて、皆一人一人違うのだが)
人はそれぞれ違うということを真の意味で理解することが、様々な軋轢をなくすために大事なことだよって、海外に身を置いて改めて感じるのでした。
The destination of this trip
写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。