↑のマイクロフォーサーズ用のレンズを中古で買い戻しました。
マイクロフォーサーズ。
昨今カメラ業界では、マイクロフォーサーズよりも大きなセンサーの「フルサイズ」という企画のカメラが主流?になりつつあります。
僕も最近は動画制作の仕事ではフルサイズセンサーのカメラを使うことがメインになっていました。
なぜなら、わかりやすくきれいに撮れるからです。(この表現が適切かはわかりませんが…)
でも、このフルサイズのカメラって、そこそこ重量はあるし、レンズも大きくなりがち。
受諾撮影なら重くて大きくてもイイのですが、普段から持ち出すかというと持ち出しません(汗)だって、デカくて重いから。
対して、マイクロフォーサーズは特にレンズが小型になるので、システムがコンパクトになるのが魅力なのです。(他にも利点は多々ありますが、それは他のサイトに詳しい方が多々いらっしゃるのでお任せします)
で、なぜマイクロフォーサーズのレンズを買い直したかというと、今月末にどうしても手に入れたいカメラがリリースされるからなのです。
パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ「GH5 markⅡ」
実は元々「GH5」を昨年くらいまで動画制作で使っていまして。
とても好きだったのですが、唯一撮って出しの色味(要はカラーサイエンス?)が好みではなく、手放してしまったという過去がありました。
それから時は経ち、LUMIXシリーズの色味がアップデートされて色味がキレイになったのです。特に、S5、S1Hという機種の色味は個人的にとてもイイ。
今回リリースされるGH5 markⅡは、その色味が継承されているのです!そして、そもそもマイクロフォーサーズが好きなんです(結局、好きという気持ちが一番大事)
この機種は、僕にとって「待っていました!」という機種なのです。
動画撮影でマイクロフォーサーズは適役だと思う理由
特に、動画撮影においてはマイクロフォーサーズはとても理にかなったシステムだと思っています。
フルサイズに比べてボケにくいので、ピント合わせがそこまでシビアになりません。
それに、背景をボカシすぎると「その人がどこにいるのかという場面の説明」が映像で伝わりにくくなってきます。(特に動画では、主題を引き立てながらも、場面描写もすることが大事なのではと考えるからです)
もちろん、場面によっては思いきりボケボケの映像も撮りますが、後から「ここまでボカさなくてもよかったな…」なんて後悔することも…汗。
それに、マイクロフォーサーズは寄れるレンズが多いので、めちゃめちゃ接近して撮影できるのもイイところ。
で、先述したように、レンズがフルサイズに比べて小型軽量になるので機動性が上がります。
大きなカメラが足かせになってしまうようなシチュエーションでは、とてもいい選択なのではと考えています。
そんなこんなで、GH5 markⅡリリース前ですが、レンズだけ先行して買い戻しました。
LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 I ASPH.
中古で買い戻したマイクロフォーサースのレンズは、とりあえず2種類。
まずは、パナソニックのLEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 I ASPH.
フルサイズ的には、50mmの単焦点。フルサイズほどはボケませんが、軽いし小型だし、描写も僕は好きなのです。
このレンズは、普段付けっぱなし確定な気がします。
M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
もう一本は、オリンパスのM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO。
フルサイズ的には、24-80mmの使いやすいヤツですね。
こちらは、受諾撮影の時のズームレンズとして使う予定です。
仕事撮影は、なかなかレンズを頻繁に変えていられないことも多いので、僕は仕事はズームレンズを使います。
オリンパスは、割とハッキリうつる、そんなイメージです。
GH5 markⅡが楽しみです
今からGH5 markⅡで撮影できることでワクワクしています。
多分、多くの人にとっては必要のないカメラかもしれないけど(メーカーに失礼汗)、僕は前から待ち望んでいた最高のカメラ。
今使っているフルサイズのS5と一緒に使い分けていこうと思う。
こちらは、過去にGH5(初代)とLEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.で撮影した動画です。
4:2:2 10bitでLog撮影し、Lutをあてています。
単焦点を使ってもボケすぎないのが、個人的には好きです。(逆にガッツリぼかしたい方は、フルサイズの方がいいかも)
それではまた!
写真作家。元映像製作者、ベースプレイヤー、メンズファッションスタイリストとしての経歴も持つ。現在、写真作家として一作目の写真集を製作中。